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クラミジアを人にうつさないようにする方法とは?

2019年11月29日
危険なウィルス

クラミジアの主な感染経路は性行為ですが、他の経路でも病原体が人から人に伝染する恐れがあるので注意が必要です。クラミジアの治療を受けて完治していない間は、同居人やパートナーに病気をうつさないように注意を払う必要があります。

クラミジアの病原菌は、性器・泌尿器や直腸・咽頭部(のど)・眼球などの粘膜に感染することが知られています。患部に触れた直後で感染源が付着したタオルなどで顔や口を拭くと、他の人ののどや目の粘膜に細菌が感染する可能性があります。クラミジア・トラコマティスは宿主から離れると長時間は生存することができませんが、短い時間であれば感染力が保たれる恐れがあります。ごく稀に患部に触れた直後の濡れたバスタオルや便器を通して他の人に病原菌がうつる場合があるので、治療中は他の人と日用品を共有しないように注意しましょう。

クラミジアに罹って治療を継続している間は、自分が使用したタオルなどに他の人が触れないように配慮する必要があります。使用した後の衣類やタオルはすぐに洗濯機に入れたり、使用済みの食器をゆすいでおくなどの方法で他の人が誤って触れないように注意しましょう。患者が使用した後のタオルや衣類でも、乾燥すれば病原菌が死滅します。

クラミジアの治療が完了するまでの間は、性行為の際にコンドームを着用する方法でパートナーにうつさないように注意しましょう。射精をしなくても、粘膜が接触するだけで病原菌が簡単に伝染します。コンドームを使用する場合は、最初から着用することが大切です。パートナーと一緒に治療を受けている場合はピンポン感染を起こす恐れがあるので、治療を継続している間は性行為を控えるようにしましょう。

性行為以外でクラミジアに感染するケースは稀で、過度に神経質になる必要はありません。それでも病原体に対する抵抗力が低い小さな子供や高齢者が同居している場合は、病気をうつさないために配慮を払う必要があります。乳幼児や高齢者に病原体が感染すると、肺炎を起こす恐れもあります。治療が完了するまでの間は、患者とタオルなどの日用品を共有しないようにしましょう。

クラミジアの病原菌は空気中や水中では生き続けることができませんが、水分や温度などの環境によっては感染力を保った状態で短い間だけ生存する場合があります。性行為以外で他の人に伝染するケースは少ないですが、感染する可能性はゼロではありません。治療が完了して病原菌が検出されなくなるまでの間は、同居人やパートナーにうつさないように十分注意を払うようにしましょう。