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クラミジアの潜伏期間や治療期間はどれくらいなのか

2019年12月16日

クラミジア感染症は、病原菌に感染した後に潜伏期間を経てから初期症状を発症します。感染直後は細菌の数が少ないので炎症などを発症することがありませんが、粘膜の細胞に寄生して増殖すると発病する場合があります。潜伏期間の長さは感染部位や本人の免疫力によって違いがあり、発症するまでの期間には個人差があります。性的活動が活発な人であれば、感染経路を特定することができないケースも少なくありません。

性器クラミジアの潜伏期間は男女ともに数日~数週間程度ですが、人によっては長期間にわたり発症せずに粘膜に細菌が感染した状態が続く場合があります。咽頭クラミジアは感染直後に全ての人が発症するとは限りませんが、免疫力が弱くなっていたり風邪をひいていると潜伏期間を経てから咽頭炎や扁桃炎を発症します。感染後に咽頭クラミジアが発症する場合の潜伏期間は数日~数週間程度ですが、1か月かそれ以上が経過してから発病するケースも珍しくありません。

クラミジア感染症を発症して治療薬を服用する場合の治療期間は、感染部位や病気の進行状況によって違いがあります。初期の性器クラミジアであれば、治療薬が効けば2週間ほどで完治します。薬剤耐性菌に感染して服用した治療薬が効かない場合には、完治まで1か月以上を要する場合もあります。咽頭部(のど)に感染した場合は治療期間が長く、病原菌が検出されなくなるまでに2~3週間かそれ以上です。

性器クラミジアの場合は病気の症状に応じて治療期間に大きな違いがあり、早期に治療を開始すれば1週間程度で完治させることが可能です。男女ともに病気が進行して病原菌が生殖器に移動して炎症を起こした場合には、数週間にわたり病院に入院して点滴治療を受ける必要があります。女性患者で骨盤内炎症性疾患(PID)を発症した場合は、2週間ほど入院することになります。卵管膿瘍などの合併症を起こすと手術が必要になるので、数週間にわたり入院治療をする必要があります。重症化して入院治療を受ける場合は、仕事や学校を長期間にわたり休まなければならなくなってしまいます。

女性が性器クラミジアに感染すると、病気が進行して骨盤内炎症性疾患を発症するまで自覚症状が出ないケースがあります。初期の段階で気づいてすぐに治療薬を服用すれば短期間で完治しますが、発見が遅れて病状が進行すると長期間にわたり治療を受けることになります。入院すると時間と費用が必要になるので、初期症状の段階で発見して早めに治療を開始することが大切です。早期に治療を開始するためには、排尿痛や下腹部の痛みなどの初期症状の兆候を見つけたらすぐに検査を受けることが大切です。